オークションについて考えるページ
※このページに書かれていることは、私がオークション参加を通じて知ったこと、
および、考えたテクニックです。
これを鵜呑みにして落札に失敗した、あるいは何らかの損をしたとしても、
責任は持てませんので、ご了承願います。
あくまでも参考程度に考えてください。
また、私は落札専門なので、出品者にとっては何の参考にもならないかもしれません。
あるいは、ベテラン落札者にとっては幼稚な内容かもしれませんが、そんなかたは、
鼻で笑っといて下さい(笑)
○価格について
・ヤフーオークションの利点として、
1) 今では絶版となった本や、懸賞賞品など、手に入りにくい品を入手できる。
2) リサイクルショップなどより安く入手できる。
の2点が挙げられます。
しかし、この事実が逆に落とし穴となる場合があります。
「出品されている品がレアな品である」「リサイクルショップより安い」と
勝手に思い込んでしまう場合があるからです。
事実、それがあたかもレアな品であるがごとく出品されているケースが見られます。
一つ例を挙げると「まぼろしのアイドル あの人に逢いたい」という本があります。
これは、1990年前後に活躍したアイドルのその後の紹介した本ですが、内容が内容なだけに
(既に絶版となっているなら確かに価値は高い)、入手困難なレアな本だと思い込み、なんと
10000円以上の価格で落札された事がありました。
しかし...です。その本は実は2000年4月に出版された本であり、現在(2000年7月現在)
でも本屋に注文すれば簡単に手に入ってしまう本なのです(定価1900円+税)。
このように、出品されているからレアな品、個人売買だからリサイクルショップより安い、と良く調
べもせずに信じてしまうと、大きな損をする場合がありますので要注意です。
あっ! と思うような品が出品されていても、すぐには入札せず、ショップでの相場はいくらなのか、
本当にレアな品なのか、良く調べてから入札するようにしましょう。
決して出品者のワナにはまらないように(笑)
○評価は必ずチェックすべし!!
オークションとは言っても、ぶっちゃけた話、個人売買です。
「2ちゃんねる」とかを読めばわかりますが、やはり詐欺師は結構多いのです。
出品する立場なら、落札者を選べないので難しいのですが、落札者なら、相手(出品者)の評価欄を必
ずチェックすべきです。
評価がプラスで「悪い」が一つもなければ大抵は大丈夫なのですが、問題なのは評価が(*)になってい
るケース。大抵は初参加なのですか、マイナス評価になったIDを捨て、新IDで出品している可能性も
ゼロではありません。
評価が(*)の場合は、まず、出品している商品をチェックしてみましょう。
やたらと高額な商品を大量に出品している場合は要注意です。
相場よりも異常に金額が低い場合も同様です。
また、詐欺でなくても、初参加ということで取り引きがもたつくことも考えられます。
もっとも、詐欺師でないのなら、問題はないのですが...。
もちろん評価がマイナスになっている場合は絶対に入札してはいけません。
○自作自演にご注意!
最近、多いらしいです。
出品に使用しているIDとは別に、もう一つ値段つり上げ用のIDを取得して入札金額をつり上げるケース。
残り時間がたくさんあるうちから多めの金額を入札しておくと、自動入札を利用されて、値段をつり上げられ
ることがあります。
このようなテクニックを使うのは、プラス評価がたくさん付いている人の中にもいるらしいので、判断が難しい。
それを避けるためには、時間があるうちからの高額入札を控えるしかありません。
○スナイピングにご注意!
オークション終了直前に入札し、割り込みで落札してしまうテクニックをスナイピングといいます(らしい)。
強者になると、数秒前を狙うそうな。
最高額入札者が、その最高額をいくらで入札しているかを推測し、それより1円だけ高い金額で入札を
行うらしい。ちなみに、スナイピング専門の落札者をスナイパーと呼びます。
なぜ、このようなことをするかというと、まだ時間があるうちにバトルすると、値段が跳ね上がってしまうか
らです。
しばらく様子を観て、相手を安心させておいて終了直前に入札すれば、相手とバトルすることなく、安い
金額で落札することができる、というわけです。
もちろん、スナイピングをするつもりはないとしても、値段の高騰を避けるため、しばらく様子を観る、という
ことは重要です。
もっとも、これには、早期終了という落とし穴があったりしますが...。
(出品者が早期終了させると、その時点での最高額入札者が落札権利を得ます。)
ちなみにスナイピングは、残り時間が少なければ少ないほど失敗する率は高くなります。
ヤフーのオークションは重くて繋がりにくい、というのもありますが、仮に入札に成功したとしても、推測を誤
ると自動入札に負ける、ということになるからです。
どうしても欲しい商品である場合は、この方法は使用しないほうが良いです。
−スナイパー封じのテクニック−
さて、スナイパーを退けるにはどうしたら良いでしょうか?
まず最低すべきことは、終了直前のチェックです。
スナイパーでなくとも、終了2時間〜30分前くらいを狙う人は結構います。
誰も入札してこないからといって安心していると、気づいたときには手遅れ、ということにもなり兼ねません。
どうしても欲しい商品なら、30分前からパソコンに張りつき、終了まで見届けるのが良いでしょう。
しかし、これではスナイパーは防げません。
そこで、自動入札を活用します。
終了直前に、予算額ギリギリいっぱいの金額を放り込んでおくのです。
ただ、予算額が少ない場合は、どうしようもないのですが...。
ちなみに、のこり時間がたっぷりあるうちから、自動入札を使うのは避けたほうが懸命です。
値段が高騰してしまうし、また、スナイパーに予算額を読まれてしまう危険があるからです。
最初はチマチマと少ない金額で入札し、予算が少ないフリをしておいて、終了直前にどかんと高額を入札
するのが良いでしょう。
相手の予算は少ない、とスナイパーに思わせることができれば、しめたもの。
自動入札にて勝利!ということになります。